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神田界隈と松野迅&三上満コラボコンサート [音楽]

二日目。
今年3月から副都心線と東急東横線・みなとみらい線が繋がったので
ライブのあった自由が丘から息子の住む練馬の最寄り駅までは一直線。
日付が変わってから到着し(不良母!)、駅まで息子に迎えに来て貰いました。
いくらおばさんでも夜中に一人歩きは怖い。
 
翌朝はふたりで飯田橋まで出て
神楽坂のスタバでゆっくり朝食。
息子は授業があったのでまた駅前に戻って別れました。

実は急遽上京が決まったので11日は当日の朝になってもはっきりとした予定がなく
神田でもぶらぶらしようかなと思っていたところ、
なんと友人が東京に向かっていることを知ってびっくり。

神田ではちょうどお祭りをしていましたが
雨のせいかそれほどの混雑もなく。
お茶の水で降りて聖橋やニコライ堂をみてから
神保町へ向かって歩いていたら聞き覚えのある建物が…
「カザルスホール」…ん?「カザルスホール」?
そこは、昭和6年9月、石材見本の重いトランクを下げ上京し
宿に着くなり発熱し病臥することになった八幡館の跡地。
→「緑いろの通信」さん「東京の賢治」
亡くなる丁度二年前にあたるその日9月21日、
この旅館の一室で、賢治は覚悟し、父母宛てに遺書を書いたのでした。

hiziribashi.JPG聖橋より

nikoraido.JPG賢治&嘉内思い出のニコライ堂

kazarusu.JPGカザルスホール


それから四谷に行き友人と合流、
松野迅さんというヴァイオリニストと教育家・三上満さんのコラボコンサートへ。
当日に友人に聞き、開催を知ったのです、
こんな素晴らしいコンサートに偶然出会えるなんて!
これまたびっくり。

I 星めぐりの歌 II 松野迅ヴァイオリンコンサート
出演者 I部:三上 満(お話し),松野 迅(指揮),松野迅後援会有志(合唱)
   II部:松野 迅(Vn),榎田匡志(Pf)

曲目 「宮沢賢治と音楽」,モーツァルト:春へのあこがれ,宮沢賢治:星めぐりの歌,保阪嘉内:勿忘草の歌,瀬越 憲=松野 迅編:すみれ,カサド:親愛なることば 他

 三上満さんのお話は、賢治と嘉内の友情と深い絆、藤原嘉藤治のことなど、
わかりやすくなおかつ心に染み入る素晴らしいものでした。
嘉内の「勿忘草の歌」も歌われ、
合唱隊は体育館の観覧席、あるいは桟敷のように両側の上で歌います。
天から降りてくるような歌声、
偶然にもここにくることができた喜びと不思議、もあいまって
賢治と嘉内が天から届けてくれた、そんな気がして胸がふるえました。
賢治の「耕母黄昏」 は松野さんと三上さんの歌。
温かくて素晴らしいハーモニー。

松野さんのヴァイオリンは優しく、そして強い、うっとりするような音色。
音に魂を込めるというより
そんな生やさしいものでなく
松野さん自身が音そのものになる、そんな挑みかた。
何かが降りてきて憑依するのではなく、
自ら飛び込んでそのものになってしまう。
そして観客は音そのものに包み込まれる、
それはそれは素敵な融合…。

三上さんは80を過ぎてなお、精力的に活動され
さまざまなところで賢治の話をされているようです。
間もなく『賢治の旅 賢治への旅』(本の泉社)を出版されるようで
それにはここで話された賢治と嘉内のことや藤原嘉藤冶のこと、
被災地のことなどが書かれているようです。
発売が待ち遠しい一冊です。

こんなことがあっていいのか!というくらい楽しく感動の二日間。
このところ仕事も忙しくたいへんだったのですが
こんなに幸せを感じられることがあれば
また明日からもがんばれます、
ありがとー!
また会いにいくよー!

※曲のリンクは浜垣誠司さんのサイト!
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