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「俺らいちぬけた」 [音楽]

私は岡林信康も好きなのですが
彼の歌に「俺らいちぬけた」というのがあります。
これを聞くたび、似てる…と思い続けていました。

とりあえず歌詞を。


  「俺おいらいちぬけた」

  田舎のいやらしさは 蜘蛛の巣のようで
  おせっかいのベタベタ 息がつまりそう
  だから俺らは 町に出たんだ
  義理と人情の蟻地獄
  俺らいちぬけた

  ところが町の味気なさ 砂漠のようで
  コンクリートのかけらを 食っているみたい
  死にたくないから 町を出るんだ
  ニヒリズムの無人島
  こいつもいちぬけた

  考えてみりゃ 俺らも生きもののひとつ
  お天とう様がなかったら 空気も吸えなんだ
  花や鳥の中に 俺を見たんだ
  命あるものの 流れに沿って
  今夜町を出よう

  命あるものの 流れに沿って
  今夜町を出よう



賢治が大正10年に「田舎」の家を飛び出して、
「町」である東京に出たものの
そこでの生活に落胆し、挫折。
でもそこから掴んだことがあった。
目指した場所は、生きとし生けるもの輝く「イーハトーブ」…


この歌を聞くたびに
大正10年の賢治の姿と重なってしまうのです。


「いちぬけた~」というのはなんだか逃げるようで
マイナスイメージがあるかもしれませんが
ときには思い切ってぬけてみるのもいいことかも、と思ったりします。

一度そこから離れてみれば
違うものが見えてくることもあります。
そうして初めて得られるものもあるのではないでしょうか。

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